☆東京電力からの請求書は11月21日~12月19日までの29日間で電気の使用量は先月より更に増えて794KWh
となりました。先月は574KWhでしたので、プラス240KWhとなりました。この設備を導入して初めての
驚く数値となってしまいましたが、年間のデータを取ることが大切なので、これも必要な数値です。
昨年の12月の電気の使用量は340KWhでした。増設設備の冬の消費電力の多さは、予想以上だと実感して
おります。買電価格は、約¥21,000です。
☆売電量は同じ11月~12月19日で85KWhです。11月の発電量が119KWhでしたので、34KWh減少して
しまいました。売電価格は約¥2,800です。相殺しても買う電気の量が増えてしまった事に、申し訳ない
気持ちになってしまいました。今回の結果を踏まえ、エネルギーやHEMSについて、導入後と現在の状況が
どのように変わったかを聞いたところ、以前よりHEMSを見る機会がかなり減ってしまったようです。
無理な節約は進められませんが、エネルギーの無駄使いを意識するだけで、結果は少しでも変わってきますよ。
と伝えました。
☆本格的な冬のシーズンに入り、データを取っておくことの大切さをとても感じております。この設備の導入は
いろいろな面で参考になると思います。弊社で取り組んでいるZEHに関してもとても関わりの深い設備です。
あと2か月のデータを取り、報告することで1年間のデータを集めることができます。メリット、デメリットを
理解することで、どう運営していくかのカギとなりますし、ご家庭にあった御提案が可能となります。
現段階でも蓄電池の価格は補助金がなくなった頃と変わっておりません。この創蓄連携のシステムを多くの方に
知っていいただけるきっかけになれば・・・と思います。
それでは写真とともに報告します。
※12月の買電量のグラフと数値一覧です。平均的に使用している感じです。冬の生活に不可欠な電気を
毎日使用していることがわかります。
※12月の発電量のグラフと数値一覧です。20KWhを超える日が1日もありませんでした。
一か月に一日中晴天だった日はあったはずです。しかし20KWhを超えることができなかったことは
残念ですが、これが知りたかったことです。
※12月の売電量のグラフと数値一覧です。買電量の増加がある訳ですから、期待できる結果ではないです。
※12月の使用電力量のグラフと数値一覧です。ほぼ1日30KWhは使用している状況です。仮に1日30KWh
使用したとして月間の電気の使用量は30日間で900KWhです。金額に換算すると誤差はありますが
(従量電灯は使った電気量で値段が上昇するので)仮に28円くらいに設定すると使用料で¥25,200です。
プラス基本料金になりますので、賦課金等を含めると¥30,000近い金額になります。
※12月のお湯の使用量のグラフと数値一覧です。1000ℓを使ってしまった日が2日あります。
先月お湯の節水を少し伝えたのですが、あまり変わっておりませんので、冬はこれだけお湯を使用して
しまうという結果と捉えております。
※12月の積算量のグラフです。発電量は361KWhもあります。仮にすべて売電できたとすると、1KWh
あたり¥33なので、約¥12,000になります。住宅用は全て売電できませんから仕方ないのですが、
この数値も冬の悪条件でも発電している良い結果と思います。
まとめ
過去最高の買電量となってしまいましたが、冬本番を迎え、また夜はさらに寒くなってきていますので、
暖房機器の使用量が増えてしまうのは当然です。しかし、もしZEH化した住宅であれば、使用してしまった
エネルギーを少なくすることは可能です。暖かい熱を外に逃がさないこと。これを可能にすることは
家の断熱性能を上げることです。なかなか一気にZEH化へ改修することは難しいと思います。
補助金がある、ないという問題でなく、長い目で見て検討していくこと、弊社は提案していくことが
とても大切だと感じております。