28年7月報告

☆東京電力からの請求書は6月21日~7月20日の30日間で電気の使用量は128KWhでした。
 先月の買電量は74KWhでしたので、6割ほど増加しております。
 今回の請求で少し残念なことは、120KWhを超えてしまったことです。従量電灯は120KWhを超えると
 第2段階の料金になりますので、電気料金が上がってしまうことです。7月の中盤までは梅雨が明けておりません
 でしたので、正直もう少し使用量は減らせるかと思いましたが、新規設備でエコキュートを導入したので
 仕方ありません。
 今月の電気の請求金額は約¥3,700です。昨年の7月の使用電力量を見ると32日間で308KWhでした。

☆売電量は同じ6月21日~7月20日の30日間で178KWhです。6月が216KWhでしたので、先月に比べると
 38KWh減少してます。売電が減った=発電量が減ったではなく、使用電力量が増えたことが原因です。
 売電価格は約¥5,900です。約¥3,700で電気を買い、約¥5,900で電気を売ったことになるのでプラス
 約¥2,200になりました。

☆先月と比較しながら、7月の報告をしていきます。

それでは写真と共に報告します。

※7月の買電量のグラフです。後ろの青い棒が先月の買電量です。今月はほぼ先月を上回っております。

※買電量の数値一覧です。18日の2.2KWhと22日の9.0KWhの差が気になります。
 ほかのグラフと比較してみたいと思います。

※売電量のグラフです。グラフで見ると20KWhを超えている日が何日もありますが、5KWhを下回っている
 日もあります。天気の良い日と悪い日の差が大きいです。太陽光パネルは熱に弱い特徴があります(結晶系)
 がPanasonicの太陽光パネル(HIT)は7月後半の暑い日でも20KWhを超えて発電しています。
 「熱に強い」ことがデータでわかります。

※発電量の数値一覧です。先ほどの買電量の少なかった18日を見てみると、特にすごく発電したというわけでは
 ないです。22日3.4KWhしか発電していないので少ないことがわかります。
 最低は5日の2.5KWh、最高が29日の23.8KWhです。同じ設備で天気の良い日、悪い日で21.3KWhもの
 差がでてしまいます。
 発電の最高値は5月18日の26.0KWhです。太陽の光は当然夏時期のほうが長く出ていますが、それでも
 最高値を出すことは出来ません。日射時間より、太陽の位置(角度)がとても重要だと思います。

※売電量のグラフです。売電できない日は当然発電量が少ない日です。買電量の多かった22日はグラフが
 ありません。新規設備のエコキュートを7月11日から導入しておりますが、売電への影響はありません。
 理由はエコキュートの運転時間によります。エコキュートは夜間の23時以降に運転をします。※1
 太陽光の余った電気を売電するので、夜間の電気で売電量が減ることはありません。

※1エコキュートは夜間運転をしますが、昼間も必要な時には運転をします。

※売電量の数値一覧です。7月前半と後半は10KWhを超えていますが、中盤はあまり売電できていません。
 22日は全く売電できていません。

※使用電力量のグラフです。やはり11日のエコキュート導入から平均して2から3KWh程度増加してます。
 しかし17日、24日、25日は導入前とあまり変わっていません。全体的に使用電力量の増加は、エコキュート
 だけでなく、エアコン設備を使用していることも原因の一つです。
 18日の買電量の少なかった日を見てみると、全体の使用電力量は多いほうです。22日は逆に少ないほうです。

※数値で見てみると18日は発電した電気と蓄電池の電気を多く使用しているので、結果買う電気を抑えることが
 出来たようです。22日は発電した電気も蓄電池の電気も少ないので当然買う電気が増えてしまいます。
※全体的にほぼ10KWhを超える電気を使用しております。先月は数日は10KWhを超えない日がありましたので
 夏という季節でどうしても使用量が増えてしまうのは仕方ないことです。

※エコキュートのグラフです。導入日はタンクに水を入れてから、全部の水をお湯に変える作業が発生するので
 使用電力量は増えてしまいます。エコキュートのみの使用電力量ですが、毎晩運転するのですが、全体的に
 波があります。
※名称が「脱衣室・床暖房」となっておりますが、名称変更が終わっていないので実際は「エコキュート」です。

※エコキュートはタンクの中のお湯が少なくなると、水を足して温めます。数値が少ない日はタンク内のお湯が
 多いので、足す水が少なく、早い時間で規定の温度になったことが理由だと思います。
※夏はあまりお湯を使わないので、エコキュートの発電量は少ないと思います。冬の寒いデータと今後比較して
 見たいと思います。

※7月のそれぞれの電力量です。
・先月の買電量は 96.2KWh。今月は149.5KWhです。53.3KWh増加しています。
・先月の発電量は393.9KWh。今月は449.1KWhです。55.2KWh増加しています。
・先月の売電量は185.3KWh。今月は203.5KWhです。18.2KWh増加しています。
・先月の使用電力量は296.3KWh。今月は382.2KWhです。85.7KWh増加しています。

☆夏の時期に使用する電気設備はエアコンです。そしてエコキュートを導入したことにより使用電力量は当然
 増加しています。そして買う電気の量も増えてしまいます。発電量と売電量が共に増加していることにより、
 買う電気を少なくし、使用する電気を上手に振り分けてくれています。

まとめ・・・
6月、7月は梅雨時期で、後半は夏が本格化してきます。天気や気温には大きく左右される太陽光発電設備です。
8月は夏本番です。どのようなデータが取れるか楽しみです。