28年8月報告

☆東京電力からの請求書は7月21日~8月21日の32日間で電気の使用量(買電量)は172KWhでした。
 先月の買電量は128KWhでしたので、44KWh増加しました。当然第2段階での請求も含まれるので、
 太陽光発電設備導入後、最高の請求金額となりました。
 今月の電気の請求金額は約¥4,700です。昨年の8月の電気使用量は30日間で458KWhでした。

☆売電量は同じ7月21日~8月21日の32日間212KWhです。7月の売電量が178KWhでしたので、先月と
 比べると32KWh増加してます。
 梅雨も明けて、夏本番、日照時間も増えていますが、太陽の角度、熱での影響などで、どのような結果が
 データで読み取れるかが気になるところです。
 売電価格は約¥7,000でした。約¥4,700で電気を買って、約¥7,000で電気を売ったことになりますので、
 プラス約¥2,300でした。先月の売電価格の差は¥100しかありませんでした。

☆8月は比較対照を7月ではなく、春の時期の5月にして報告していきます。月による変化ではなく、
 季節の変化で、どのような結果になるかを報告していきます。
 (※8月のグラフで6日~10日までの期間、HEMSのコンセントが抜けていたので、データがありません・・・)

それでは写真と共に報告します。

※8月の買電量のグラフです。後ろの青い棒は7月です。

※5月の数値は平均で約3KWh前後でした。少ない日は1.5KWh、多い日で5.2KWhありました。
 8月は平均で約5KWh前後です。夏時期のエアコン、導入したエコキュートがありますので、
 家全体での電気の使用量は8月の方が多いです。当然買う電気の量が増えるのは予想してました。
 8月の最高日の買電量は11KWhです。

※発電量のグラフです。バラつきが目立ちます。20KWhを超えている日は4日ほどしかありません。
 それに比べ5月は20KWh超えは15日もあり、25KWhを超えている日が3日ありました。
 梅雨が明けたとはいえ、7月と比べてもあまり変わりがないです。

※発電量の数値一覧です。8月は少し期待した数値になると思っていたのですが、5月と比べると明らかに
 数値が低いです。最高で23.4KWhは満足できる数値ですが、結局20KWhを超えた日が4日しかなかった
 ことは満足できない数値です。

※このグラフは8月最高の発電量だった26日のグラフです。発電開始は朝の6時からです。
 5月と比べると、同じ6時からの発電で6時~7時までの1時間の発電量も5月の方が多かったです。
 5月は10時~13時までの4時間3.0KWhを超えて最も発電しているのに対して、8月は11時と12時の
 2時間しか3.0KWhを超えていません。
 発電終了は5月も8月も同じ17時でした。5月と8月(春と夏)の比較ではっきりしたことは、夏の日照時間の
 長さは太陽光発電設備に影響がないことがわかりました。そして発電量も5月の方が多いことがわかりました

※売電量のグラフです。7月と比べてもそれほど売電できていません。

※売電量の数値一覧です。8月の10KWh超えは5日しかありません。東電からの請求書でも5月と比べると
 大きな差があります。8月の売電量は212KWhに対して5月は300KWhです。88KWhの差は大きいですが
 売電量が減ったということは決して残念なことではなく、売る電気がない=余る電気が少ないということ
 ですから、発電された電気を上手に使えているという結果に繋がります。
 「人による節電操作」ではなく「HEMS」が、発電された電気、蓄えられた電気、買わなければいけない電気を
 上手に振り分けてくれています。

※使用電力量のグラフです。1日の使用電力量の半分弱を発電された電気を使用し、残り半分を蓄電池に貯めた
 電気と買う電気で補っています。

 

※使用電力量の数値一覧です。5月と比較すると、5月は平均して約9KWh前後で、少ない日で7.7KWh
 多い日で12.2KWhでした。8月は平均して約12~13KWhです。13日、14日は不在で、電気を使用して
 いないのに、13日は9.3KWh、14日は6.2KWhの電気を使用していました。
 この差はエコキュートになります。13日は不在でも12日はお湯を使ってお風呂に入っています。
 エコキュートのタンクに補給された水を温める作業は、13日の夜になるからです。そして13日は全くお湯を
 使用していないので、タンクのお湯はそのままですから、温める作業がなかったことになります。
※エコキュートを導入した時に、約3.0KWh程、水を温める為に電気を使用することは先月わかりました。
 今回はそれが裏付けられた結果です。

※エコキュートのグラフです。これは電気を使用したグラフではなく、使用したお湯のグラフです。
 13日は不在でお湯を使っていなくても、12日で使用したお湯を補うために足りない分を足しています。
 14日も不在でしたので、お湯を使うこともなく、13日も使っていないため0リットルとなってます。

※エコキュートのお湯の使用量の数値一覧です。「HEMS」は電気だけでなく、湯量も見れます。
 「節電意識」プラス「節水意識」にも繋がります。

※積算量です。5月の使用電力量は約300KWhでした。このグラフでは約330KWhですが、実際は計測して
 いない5日間がありますので、1日平均13KWh使用しているとして、概算ですが8月は約400KWhくらい
 使用しています。
※8月の電気の使用量が約400KWh、去年の8月の電気の使用量が458KWhでしたので、約60KWh弱
 節電ができているという結果となりました。

まとめ・・・

春の5月と夏の8月を比較して、日照時間での差はないことが分かりました。発電の数値でも5月には
勝てなかったわけです。日照時間が関係ないということは、やはり太陽の光を受ける角度が大切です。
太陽の軌道が高い位置にあると、日射の影響(太陽光を受ける角度)が5月と比較して良くないという結果に
なりました。設置する角度、屋根の向きは非常に大切だということを実感しました。
冬の時期での太陽の軌道は低くなります。この条件で発電量や発電グラフがどのように変化するかを
冬の時期に比較したいと思います。