電気設備


照明(LED照明のご提案)

照明(あかり)は人の生活にとって必要不可欠な設備です。生活するあらゆる場所にあります。

家庭における機器別エネルギーの消費量の内訳では全体の13~15%を占めています。
LED電球の省電力性は白熱灯と比べ2割、蛍光灯ランプと比べ7割の電力で済みます。
寿命は白熱灯で約1,000時間、蛍光ランプで約10,000時間、LED電球では約40,000時間といわれてます。

使用時間、寿命、コスト面での比較

  初期費用 寿 命 1日5時間使用
した時の寿命
22年間を
基準として
維持費用
白熱灯 約¥100 約1000時間 約7か月弱 約37回交換 約¥3700
蛍光ランプ 約¥1000 約10000時間 約5年5か月 約4回交換 約¥4000
LED電球 約¥2000 約40000時間 約22年弱 交換なし 約¥0

※寿命はあくまで目安です。

LEDの普及率は27年7月の段階で全体(全ての施設)の約2割程度と、某照明器具メーカーの講習で聞きました。
一般住宅、施設、マンション、テナント、ビル、工場などあらゆる分野でまだ8割近くがLEDを導入していないそうです。
各メーカーが、技術的な進歩や価格に関して激しい競争をしていると思われます。

お手頃な価格になるのもそう遠くないと思います。


スイッチ コンセント

スイッチやコンセントは配線器具と呼ばれるものの一部です。テレビの差し込み、インターネットに接続するLANの差し込み、電話、そしてスマートフォンやタブレット端末などの充電が出来るUSBコンセントもあります。
一般の住宅の居室では2~3個コンセントがあります。普段生活するうえでは十分な個数だと思います。

しかし、1個のコンセントでは使える電気の容量は決まっております。一つのコンセントから集中して電気を使用すること
(たこ足配線)は非常に危険です。また、延長コードからたこ足配線することも同じく危険です。
この場合、延長するコードに許容を超えた電気が流れるため、火災の原因になります。
「電気がつくからいいや」「ブレーカーが落ちないから大丈夫」と思わないでください。特に子供はコンセントに差し込んで
電気が使えれば問題ないと考えます。大人がしっかり確認し伝えることが大事です。コードを触ってみて熱をもっていないか、ほこり等が差込口付近にたまっていないかを定期的に確認することをお勧めします。

スイッチ、コンセントだけの交換はなかなか思いつかない内容です。不具合があったときに交換する程度だと思います。
そしてその不具合も頻繁にはないでしょう。お部屋のリフォームの計画があるときは、是非ご検討していただきたいです。

  • ・古くなったスイッチやコンセントを新しくしたい。
  • ・この場所にスイッチをつけてほしい。
  • ・この場所にコンセントがほしい。
  • エアコンのコンセントがほしい、200Vのコンセントがほしい
  • キッチンのコンセントが足りないので、追加したい
  • IHクッキングヒーターにしたい。(IH用のコンセントが必要)
  • 電気自動車用充電コンセントがほしい。

※上記赤色項目はご家庭のご契約電気容量により、契約の変更や分電盤の交換等が発生する可能性があります。

グッドデザイン商品、注目商品、おすすめ商品のご提案も致します。プレートを交換するだけでも、部屋全体が新しく
なります。

分電盤

電力会社から引き込んだ電気を各部屋や機器に分岐する分電盤スマートメーターの普及や電力の小売の全面自由化により、様々に変化していくと思います。省エネルギーの観点から分電盤自体に電気の使用量を知らせる機能や、地震時には自動的に回路を遮断するものなど様々です。住宅の分電盤は家全体の電気を分配する非常に大切な機器です。

また住宅分電盤自体ではありませんが、内蔵ブレーカ(遮断機)の交換は製造後約13年とされています。
「ブレーカーがよく落ちて全部屋停電になる」「特定の部屋や機器のブレーカーが落ちる」といった現象は分電盤や遮断機
の寿命ではなく、電気の使い過ぎや漏電している回路が考えられます。(不具合、故障の可能性もあります。)

基本料金を下げるために、電気の契約容量を変更する場合は直接電力会社にご連絡ください。
電気の容量を上げたいときは、現在使用されている幹線ケーブル(電力メーターから分電盤までのケーブル)のサイズが
問題なければ、工事の発生がなく直接電力会社に連絡して変更可能です。

古い建物や建売住宅では、将来性の検討がされていない事があり、必要最低限の幹線ケーブルサイズで施工されてます。
そういった場合は幹線ケーブルサイズを大きくしないと契約容量を上げることができません。

分電盤に関する御不明点、お問い合わせはお気軽に御相談下さい。

テレビ LAN

配線器具と呼ばれるものにスイッチやコンセントがありますが、テレビやLAN、電話の差込口も配線器具の仲間です。
テレビコンセントに関しては、スイッチコンセント同様にリフォーム時には是非交換をお勧めします。
テレビの受信には地上デジタル放送、BS,CS放送、ケーブルテレビなどがあります。地域によっては建物や山などの
障害でアンテナ受信ができないことがあります。アンテナは大体のご家庭の屋根部分に取り付けてあり、設置後は
不具合のない限り交換はしません。しかし、強風や台風の影響でアンテナの向きが変わってしまい、受信状態が以前に比べ
悪くなったご家庭もあります。メンテナンスフリーの商品ではないので、支持しているパイプやそれを支えるステンレス
ワイヤーの目視点検を定期的にお勧めします。不具合等がありましたら、お気軽に御相談下さい。

インターネットの普及により、今では当たり前の設備として認められておりますが、一般的に普及する以前の建物では
LANコンセントがない建物はかなりあります。無線LANの存在もあり、インターネットができないという問題はかなり
減ったと思われます。しかし細かい面で比較すると通信制、スピード、セキュリティ面で無線より有線がよいです。

有線でHUBから必要な部屋まで配線することを考えると決して簡単ではありません。一般の住宅は1階から2階までの
配線ルートが無いに等しいです。部分的な補修を視野に入れないと難しい内容です。

スイッチ、コンセントなどと同様にリフォーム時には忘れずに検討することをお勧めします。各部屋にLANコンセントが
あると非常に便利です。

リフォーム時でなくてもLANに関する御要望はお聞きします。お気軽に御相談下さい。

インターホン

来客を知らせるインターホンは進化し、カメラ付きから録画機能、防犯や防災と多くの機器と連携できるようになりました。
以前に比べ、性能が非常に良いし機能も充実していて、値段も安くなってきました。。
「モニター付きのインターホンに変えたい」「この部屋にも来客を知らせるものがほしい」「呼び出しの音を大きくしたい」「防犯機能を追加したい」「門にも呼び出しのボタンがほしい」など、インターホンに関する事から防犯、防災に関する事まで様々な要望をお聞きし、提案、御見積り致します。お気軽に御相談下さい。

住宅用火災警報器

火災から家族みんなの命を守る大切な設備です。
住宅用火災警報器の設置基準は、市町村条例により定められていますが、適用されない住宅はすでに火災に対する設備の設置がされている場合に限りますので、すべての住宅に設置することが義務化されています。
設置する警報器の種類、設置する部屋、取付位置が決まっています。
警報機の電源も電池式や、AC100V式、機能も家全体に知らせる連動型や、火元で知らせる単独型があります。
そして定期的な試験も必要です。特に電池式は電池の寿命がありますので特に注意が必要です。
メーカーによりデザインも多少異なります。お気軽に御相談下さい。